営業部 FC・店舗開発課
井原 義人
Ihara Yoshito
同志社大学 社会学部卒業。学生時代から長期インターンシップ生として参画。
在学期間中に店舗開発責任者となり、現在に至るまで約300店舗の出店に携わる。
入社1年目からFC加盟開発担当を担い、 現在はFC・店舗開発課リーダーとしてチームを指揮する。

トランクルーム経営は、土地所有者の有効活用方法、安定した物件収入を得られるビジネスモデルのひとつです。

今回の記事では、室内型のトランクルーム経営を始めるときに必要な費用や、収益化の目安やメリット・デメリットなどを解説していきます。

室内型トランクルーム経営のメリット&デメリット

まず、室内型のトランクルーム経営にはどんなメリットやデメリットがあるのかを知っておきましょう。

最大のメリットはEXITしやすいこと

トランクルーム経営を始める場合、「収納ピット」が展開するフランチャイズ方式での運営は下記のようなメリットが挙げられます。

高利回りな収益モデルで資産運用ができる
安定的な経営が可能
節税対策ができる
売却しやすく手離れしやすい
追加投資がかかりづらい
解約が出づらい
分散投資ができる

なかでも、経営を始めたとしてもEXITしやすいことがポイントです。

トランクルーム市場はまだまだ拡大が望めるため、仮に投資を始めた後にEXITすることになっても、手離れしやすいのが特徴です。

「収納ピット」では、弊社が買取する方法や他のFCオーナー様へ転売する方法など、売却することも可能です。

デメリットは初年度の運転資金が必要な点など

トランクルーム経営のデメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。

初年度の運転資金が必要
地震などの災害のリスク
トランクルームが埋まらない

集客については、フランチャイズ本部でマーケティングや分析などを行い、稼働率が上がるように対策を練っていきます。

しかし、どうしても埋まらない場合には事業計画の見直しなどを行う必要があります。

室内型トランクルームを始める際に気を付けること

トランクルームを始めるときには、以下のような点に気をつけるようにしましょう。

手間がかからないか
コストが最小か
損益分岐点が高すぎないか
運営する際の集客モデル(マーケティングを含め)に強みがあるか

とくに経営を始める際には、運営方式によっては手間やコストがかかる場合もあるため、注意しましょう。

また、借りた物件が定期借家にならないかどうかも確認する必要があります。

ほかにも、原状回復や違約金の発生など細かい点を事前にチェックするようにしましょう。

室内型トランクルーム経営を始める前に必要なもの

「収納ピット」では、トランクルームをフランチャイズ方式で展開しています。そのため、知識やノウハウなどがなくても、トランクルームの経営を始めることが可能です。

ただし、トランクルーム経営を始めるためには運転資金が必要になります。

初期資金の目安は約800〜1,500万円ですが、トランクルーム事業は金融機関からの融資が下りづらい事業でもあるので、経営開始前に資金を確保しておくことが重要です。

室内型トランクルーム経営ができない場所


トランクルームの経営をする際には、出店不可の場所を把握しておきましょう。

法的な観点により、トランクルームは「第二種中高層住居専用地域」以上の地域にのみ出店することができます。

室内型トランクルームの経営開始する際に必要な初期費用

実際に、トランクルームの経営を開始するときには必ず初期費用が必要です。

初期費用

「収納ピット」の場合、初期費用は下記のようになります。

初期費用詳細内容 収納ピットの場合
加盟金 180万円
パーテーション設備 270万円
その他設備費用
(決済金)
350万円
物件取得費用
合計金額目安 約900万円〜

※表内の金額はあくまでも目安となります
※平均的な規模35坪で展開した際の目安です

設備費の内訳

「収納ピット」の場合、出店する前に下記のような什器などを設置する必要があり、設備費が必要になります。

床、壁、天井など内装の補修
看板
照明の整備
セキュリティの設置
パーテーションの設置

準備資金は約800〜1,500万円ほど必要

トランクルームは融資が下りづらい投資案件でもあるため、オーナー様自身で資金をある程度準備しておくことが重要です。

準備資金は、約800〜1,500万円ほどが目安だといえるでしょう。

ノウハウや知識などはフランチャイズ本部がカバー

「収納ピット」ではフランチャイズ方式でトランクルームを運営していくため、専門的なノウハウや知識は不要です。

準備資金のみしっかりと用意できれば、トランクルームの経営を開始できるといえます。

室内型トランクルームの経営にかかるランニングコスト

では、実際にトランクルームの経営を始めてからかかる毎月のランニングコストはいくらぐらいになるのでしょうか。

ランニングコストは約25万円

ランニングコストの詳細内容 収納ピットの場合
賃借料 20万円
電気代 0.4万円
固定ロイヤルティ 1.5万円
変動成果報酬 売上に対して10%
+4ヶ月継続成果報酬
合計 約25万円

ランニングコストは上記表に記載の費用と、火災保険料として2,000円ほどが必要になります。

毎月やることは振込金額の確認と家賃などの支払いのみ

トランクルーム経営をするうえで毎月必要なことは、
「収納ピット」からの振込金額を確認する
トランクルームの家賃や電気代などの支払いを行う
のみです。

「収納ピット」はフランチャイズ方式でトランクルーム運営を行っており、トランクルーム内の管理や販促などを一括で業務委託管理しているため、オーナー様が手を動かすことはありません。

室内型トランクルーム経営を始めた場合の収益化目安

トランクルームの経営をスタートした後の収益化の目安は、3年経過後85%稼働を目指していきます。

これは経営する物件の大小にもよりますが、ほとんどの場合がこのくらいの収益化を望めるといえるでしょう。

室内型トランクルームで成功するためのポイント

実際にトランクルームの経営を始める場合、下記のような点に気をつけるようにしましょう。

初期投資を低くする
ランニングコストを低くする
本部が強みを持っているか

「収納ピット」では、自社開発でトランクルーム事業を行っているため中間マージンがなく、初期投資が安く抑えられます。

また、全国No.1の出店数・規模を活かし、仕入れコストも抑えることが可能です。

さらに、フランチャイズ方式での運営で、問い合わせや定期巡回、お客様との契約、クレーム対応などを一括で業務委託管理しているため、オーナー様の手間を取らせることがありません。